トランプの歴史

トランプの歴史
トランプの種類
ゲームの種類
ルールと遊び方
トランプの遊び方
1人で遊ぶ
2人で遊ぶ
3人で遊ぶ
4人やそれ以上
ゲーム一覧
 
トランプの用語

お気に入りに追加



トランプの歴史


トランプ(トランプゲーム)は、皆さんもよく知っているとおり、カードを使うゲームのひとつです。
欧米各国をはじめ世界中で楽しまれていて、トランプは日本でも広く遊ばれているカードゲームです。

ところでこの「トランプ」ですが、欧米ではこれを「プレイング・カード」と呼んでいて、あとで述べるように、日本だけがトランプと呼んでいるようです。

さて、このトランプの歴史ですが、その始まりははっきりとは分かっていません。
もっとも有力とされる見方は、14世紀後半のヨーロッパとする説で、カードゲーム(トランプ)という新しい遊びが登場するのは、この時期のイタリアを中心とした地方とされています。

カードに関するもっとも古い記録は、「1377年に、カードゲームがはいってきた」というもので、これはスイスのバーゼルで発見された、古い神父の手記に書かれています。

この手記から、少なくともこの年までにはカードゲームが遊ばれていたことが分かるので、トランプの歴史はこれよりも前ということになります。

また、この手記の中からは、当時のカードには既に四種類のマークがあって、カード一組の枚数も、ほぼ現在と同じであったことなども書かれています。

これ以後、トランプは様々な国や地域に広がっていき、その歴史の中で、多くの遊び方が新しく考案されていったものと考えられています。


ところで、日本で遊ばれているトランプですが、これは16世紀の後半頃、ポルトガルから入ってきています。
歴史で言うと、16世紀は所謂南蛮貿易の時代です。

この時ポルトガルから入ってきたトランプは一組48枚のカードで、ポルトガルでは「カルタ」と呼ばれていました。
「カルタ」という名称は現在の日本でも使われているように、当時もトランプのことを「カルタ」といって、その名称のまま日本に入ってきたようです。

その後、このカルタを日本風にアレンジした「天正カルタ」というものが現れ、歴史と共に様々に絵柄などを変えていきます。
そして、現在は「花札」と呼ばれているカードに移っていきますが、カルタはその歴史の中で一組48枚という枚数が変わることなく、花札も48枚のままで遊ばれています。

日本で現在使われているトランプは一組52枚(ジョーカーを省いて)ですが、これは明治の初年に改めて欧米から入ってきたもので、当時は新しいゲームとして大流行したといわれています。

恐らく、日本のトランプ(カルタ)は随分と絵柄なども変わってしまい、カードの枚数も52枚のトランプが、まったく違うカード・ゲームのように思えたのではないでしょうか。

また、日本独自の「トランプ」という名称は、この時に生まれたと言われています。

これは、当時ゲームを楽しんでいる欧米人が「トランプ」という言葉をしばしば使っていたので、このゲームのことを「トランプ」というのだと思い込み、それが定着したのではないかということです。

「トランプ」とは元々は「切り札」の意味で、特定のマーク(例えば
など)が他のマークよりも強い(上位にある)という意味なのですが、現在まで改められることもなく、欧米で言う「カード・ゲーム」のことを、日本では「トランプ」と言っています。

このサイトでも「トランプ = カード・ゲーム」として、一般に使われている「トランプ」という表現をしますが、カード自体についても「トランプ」と表現していることがあります。
これも、日本では「ゲームをする」ことも「カード」のことも「トランプ」と言っているので、そのように書いた方が煩わしくないと思うからです。

ところで、トランプの歴史については、チェスと同じように中国やインドから伝わったものであるとか、エジプトから伝わったと言われてもいますが、やはりはっきりとしたことは分かっていません。

いずれにしても、トランプはその歴史の中で多くの地域に広がっていくと共に、いろいろなゲームを生み出し、現在でも幅広く楽しまれているカード・ゲームの体表格といえます。

このサイトでも、トランプのいろいろな遊び方やルールなどを紹介していますが、今後もより多くの遊び方などを紹介していく予定ですので、楽しみにしていてください。